こんにちは!ぴったんです。
小学生の長男に携帯電話だなんて、と考えていた私ですが、
・習い事に一人で通うようになった
・お友達と遊ぶと出て行き約束の時間に帰らない時があった
・急に連絡したいことができたが連絡できずに困る
ということがあり、子供に携帯電話を持たせたほうがよいのではと考えはじめました。
たまたま危険な目にあうことなく目的地に到着したり帰宅したりしてきましたが、長男のでかける後ろ姿をみるとまだまだ幼いし、いざというとき居場所がわからず連絡がとれないのは不安。
そこで、以下を理想として検討をスタートしました。
・位置情報の把握ができる
・親と子供で連絡がとれる
・親が子供の使用状況を制限できる
・出費は可能な限り安く抑えて節約したい(これ大事!)
「GPSが使えると聞くし、大手キャリアのキッズケータイを契約したらいいのかな?」
と、調査を始めた私ですが、結論、「日本通信SIM」を利用することに決定しました。
そして使用開始して数ヶ月経った今、大満足しています。

なんと月額基本料290円なんですよ
同じような環境やお悩みがある方がいらっしゃったら、おすすめなのでぜひご検討してみてください!
参考までに今回の決定から設定完了に至るまでのお話を紹介します。
後程記載をしていますが、同じように日本通信SIMに申し込みをご検討されている方はさらに初期費用の3,300円を安くするためのスターターパックの事前購入を忘れないでくださいね。
結論:日本通信SIM×親の中古スマホ(合理的シンプル290プラン)で満足!
私が進んだステップは以下の通りです。
- 使わなくなり家で放置されていた古いiPhoneを子供用に初期化
- 日本通信SIMの合理的シンプル290プラン(月額基本料290円)に申し込み
- 親のiPhoneで子供のiPhoneの管理や位置把握できるように設定
- LINEアプリを導入(親とのやりとりはLINEを基本使用する)
- 使用できるアプリを制限する
- 子供と使用に関するお約束をする(あくまでも必要時に親が貸与する形にする)
この流れで、新たな機種代を発生させず、月額基本料290円というお財布に優しいスマホを子供に用意することができました。
日本通信SIMの特徴
・1GB月額基本料が破格の税込290円!(合理的シンプル290プラン)
・1GBを超えてしまった場合でも220円で1GBデータを追加できる
・1GBで打ち止めも設定できる
・通話に専用アプリは不要。
・通話料は30秒11円。(通話定額オプションが別途あり)
・NTTドコモ回線使用のため安定した通信が可能
・支払いはクレジットカードもしくは一部のデビットカード
・スマホ端末の購入はできないので自分で別途準備する必要あり
日本通信SIMの速度は遅い?
使用されている方の口コミを見ると時間帯によっては速度が遅いと感じることもあるようですが、一方特に不便を感じていないという意見もありました。
回線速度が低下する可能性があるのは混雑するお昼休みのような時間帯のようですが、
・そもそも子供に動画やゲームをするためにスマホを渡すわけではない
・学校に通うお昼の時間帯に使うことがほぼない
ということで、子供のスマホを検討するにあたりこのあたりは問題とはなりませんでした。
キッズケータイを候補からはずした理由
次男の誕生を機に家計の見直しをはじめ、私も旦那も大手キャリアのdocomoから格安SIMに変更しました。
私はUQモバイルに、旦那はahamoに変更し、両者ともに使用できるギガ数は増えたのに月額通信費を減らすことができ満足しています。
しかし、私が長男に持たせようと考えていた大手キャリア(docomo、softbank、auなど)のキッズケータイは親がその大手キャリアと契約していないとGPS機能を活用して子供の居場所を探すことができないことがわかりました。
私が望んでいた「位置情報の把握ができる」という大事な役割が果たせないためキッズケータイは候補からはずしました。
iPhoneどうしなら子供のデバイスの管理ができる
キッズケータイが候補ではなくなったため、さらにネット調査をしたところ、親も子もiPhoneの場合、ペアレンタルコントロールの機能(スクリーンタイム)を使用することで子供のiPhoneにフィルタリングを設定でき、使用状況、時間、不適切なコンテンツへのアクセス制限や親による子供のiPhoneの設定変更などできることを知りました。
お子様の iPhone や iPad でペアレンタルコントロールを使う
スクリーンタイムを使用すると、コンテンツとプライバシーの制限をオンにして、お子様のデバイス上のコンテンツ、アプリ、設定を管理できます。また、不適切な表現のコンテンツ、購入とダウンロード、およびプライバシーに関する設定の変更を制限することもできます。Apple のペアレンタルコントロールは、お子様によるデバイスの使い方や使用頻度を保護者が指定することができる重要なツールです。ペアレンタルコントロールは、すべての iPhone、iPad、Mac に標準で搭載されています。32}
引用元 Apple Inc. 公式ホームページ
そして、GPSによる子供の位置情報取得もできることがわかりました!
同時に、



私の使っていない古いiPhone8、もしかしてあれを使える??
と思いついたのです。
簡単!古いiPhoneの初期化
私の古いiPhoneを子供用にする準備のため、さっそく工場出荷時の状態に初期化をしました。
方法は以下のとおりとっても簡単でした。
「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」>「iPhoneを消去」>パスコード入力>Apple IDのパスワード入力>初期化完了
補足) 私は古いiPhoneの情報が後継のiPhoneに移行されているため実施しませんでしたが、初期化する前にバックアップをとる方は以下の手順でできるようです。
「設定」>「自分の名前」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」>「今すぐバックアップを作成」
【日本通信SIMの申し込み】スターターパック購入でお得に!
長男の場合、
- 習い事など親と離れるときのみ使用させる
- 家で操作するときは家のWi-Fiを使う
以上の状況から、データ量は1GBあれば十分。
費用面や口コミから日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン(1GB付月額290円)」一択と判断しました。



月額290円とは家計に優しすぎる!
そして、月額を見ただけで十分お得ですが、さらに出費を抑える方法があります!
以下のQ&Aのとおり、日本通信SIMの初期手数料として3,300円が発生しますが、スターターパックを購入した場合は初期手数料は発生しません。
初期費用はいくらですか?
日本通信SIM 「よくあるご質問」
初期手数料として3,300円頂戴いたします。(SIMカード・eSIMで初期手数料は同じです。)店頭で「スターターパック」を購入いただいた方は、初期手数料はありません。
私はスターターパックをAmazonで2,700円で購入し600円お得となりました。Amazonプライムデーには2,400円まで下がっていたようで価格変動はあるようです。楽天やYahooでも購入できますのでポイントを考慮して購入しやすいサイトを選択されるとよいですね。
私の場合、スターターパックは注文した翌日に到着しました。
【日本通信SIMの申し込み】必要なものと簡単だった手順
自宅に届いた「スターターパック」は、説明文1枚と申込コードのみ入っているもので、ITオンチの私でもこの説明文を見るだけで簡単に手続きをすすめることができました。
スマホ、PCどちらからも申し込みは可能で、手順に従いログイン後、申込コードを入力。
その後の手順として、SIMカードを希望する方法とeSIMを希望する方法があります。
私の場合、iPhone8はeSIMでは対応できず、SIMカードを希望する方法を実施しました。
2日ほどでSIMカードが届きましたよ!
申し込みに必要だったもの
・メールアドレス
・本人確認書類
・クレジットカード
・ネット環境
【SIMカード設定前】子供用iPhoneの準備
日本通信SIMの申し込みと並行して子供のiPhone設定をすすめました。
子供用のApple IDを作成
13歳未満の子供は自身でApple IDを作成できません。
そのため、親のiPhoneで以下の手順を実施し子供用のApple IDを作成しました。
「設定」>「ファミリー」>メンバーの追加ボタンタップ>「お子様用アカウントを作成」>「続ける」>子供の名前と生年月日を入力>アカウント設定を最後まですすめる
13 歳未満のお子様は、自分では Apple ID を作成できません (この年齢は地域によって異なります)。ただし、ファミリー管理者や保護者が、子どものために Apple ID を作成することができます。
引用元 Apple Inc. 公式ホームページ
補足)子供のApple ID として、子供のメールアドレス、提案された @icloud.com アドレスなどが使用できます。
ペアレンタルコントロールの設定
上記Apple ID設定の最後に
「ペアレンタルコントロールの設定」>「スクリーンタイムをオンにする」
にすすみ、子供のiPhoneにおける年齢設定やいろいろな機能制限(例:画面を見ない時間帯の設定)をしました。
アプリの制限については後程お話します。
子供用iPhoneへログイン
初期化した古いiPhoneに上記で作成した子供用のApple IDを使用してログイン。
【日本通信SIM】開通
日本通信SIMのマイページより
「SIMを開通する」>SIM自体に印字されている英数字の下4桁を入力>「開通する」
とすすみます。
「開通手続き完了のお知らせ」メールが届いたら開通完了です。
私は30分ほどでメールが届きました!
【日本通信SIM】設定
開通完了後、受領したSIMカードを子供用iPhoneに挿入したら以下の手順へ。
Wi-Fiに接続してiPhoneのSafariを起動>日本通信SIMのホームページにあるボタンからプロファイルをダウンロードしてインストール>再起動
すると、子供用iPhoneが通信可能な状態になりました!



店頭に行かず簡単に申し込みや設定が完了する時代になるとは、感動です!
親のiPhoneで子供用iPhoneの位置把握ができるか確認
子供用のiPhoneが通信可能となったので、位置情報の共有設定を行いました。
子供用のiPhoneの「設定」>「ファミリー」>「位置情報の共有」>自分の位置情報を共有の下で、位置情報を知らせる相手として私と旦那をON
ここまでできたら、親のiPhoneのデフォルトアプリ「探す」に入り、左下の「人を探す」をタップして子供のiPhoneの位置が表示されるか確認します。



すごい時代になったなぁ、ぴったん感動
子供用iPhoneにLINEアプリをダウンロード
親と子供の通信手段は基本LINEを使用することにするため、子供用iPhoneにLINEアプリをダウンロードして、私と旦那のみを友達として登録しました。
電話はドコモ回線でもできますが、LINE電話ができるので30秒11円とはいえ、追加のコストを発生させる必要はありませんよね。
実は、連絡手段としてLINEを活用することを検討した際「LINE VOOM」の存在が懸念点でした。
LINE VOOMはLINEの機能の一つでショート動画が簡単に再生されますが、この機能のみに制限をかけることができません。
つまり、子供が動画を見続けてしまうリスクがあります。
とはいえ、LINEを使用することから得られる利益も多く、あらかじめ「LINE VOOMを使用しない」と約束をすることと、定期的に使用状況を確認することを前提としてLINEを使ってみようと判断しました。
LINE VOOMのリスクを減らすため子供のiPhoneは以下の設定をしました。
LINE「ホーム」>「右上歯車マーク」>「一般」から
・「LINE VOOM」>「LINE VOOM通知」オフ
・「LINE VOOM」>「フォロー設定」>「フォローを許可」と「フォロー情報を公開」オフ
・「写真と動画」>「動画自動再生」オフ
現在使用し始めて数ヶ月経ちますが、そもそも本人にスマホを渡している時間が限られていること、また親がチェックしていることを理解しているからか、LINE VOOMの操作はしていないようです。
今のところ、動画視聴は自宅で見るYou tubeで満足しているようですね。
子供用iPhoneの使えるアプリの制限をする
ネット検索をして不要な情報に触れるリスクのある「Safari」や、子供がつい欲しくなって見てしまいそうな「iTunes」や「ブックストア」などは必要ないので、以下の手順で制限をかけました。
「設定」>「ファミリー」>「子供の名前」>「コンテンツとプライバシーの制限」>保護者のパスコード入力>「コンテンツとプライバシーの制限」オン>下にスクロールして「許可されたアプリと機能」>該当のアプリをオフ
子供とお約束をしてから使用を開始する
子供に初めてスマホを持たせることを話すとテンション爆上がりでした。
そんなときこそしっかりお約束することが大事ですよね!
我が家の場合は、「あくまでもママのスマホを必要時にだけ貸してあげる」というスタンスをとって、普段は私が預かり外出時にのみ渡しています。
その他、渡す前にしたお約束はこちら。
・親への連絡にだけ使用する
・LINEメッセージ、LINE電話を使用する
・LINEのVOOM、ウォレットタブは使用しない
・不安なことがあったらすぐ相談する
・他の人の写真を無断でとらない
・使用するときは立ち止まって安全な場所で使用する
・歩きスマホをしない
・カバンから出すときはストラップを首からさげる



子供の年齢や使用する時間の変化に合わせて、ルールの見直しも必要ですね。
お約束のリストに「まもります」の宣言と子供の署名を書いてもらって壁に貼り、定期的に一緒にチェックしています。
子供はそういった宣言や署名を書くのも初めてのことで楽しそうでした。
ストラップとスマホケースを購入
はじめ、私が過去に使用していたスマホケースのまま、ストラップなしで子供にスマホを渡してしまっていました。
お約束リストの最後「カバンから出すときはストラップを首からさげる」というルールと関連しますが、子供にスマホを持たせた直後、早速子供がスマホを2回なくしました。
1回目は、電車の座席に置いて電車を降りてしまいました。
すぐに気がついて電車に再度乗り込みスマホを回収できましたがヒヤリとしました。
2回目は、「スマホがなくなった」と報告があった時には、「どこでなくなったかわからない」という状況でした。
位置情報を私のiPhoneで検索したところ、警察署にあったので、届けてくださった親切な方のおかげで無事回収することができました。
どうもポケットから道に落としてしまったことに気がつかなかったようです。
いずれもストラップを首からさげていれば起きなかったことです。
せっかく費用を抑えて子供のスマホを準備できたのに失くされるのはつらい。。
すぐにストラップを購入しました!
その後、紛失事件は起きていません。



ストラップは、反射板があって、セーフティパーツがあり、長さ調節ができるものがおすすめです!
参考)
長男が使用しているのはこちら。首への負担を考えて幅広のものを選びました。
ラスタバナナのストラップ
なお、スマホケースは、Spigenのカード収納付きのものに変更して、交通ICカードと何か必要となった時に備えて1000円だけ入れています。(リンク先のものはiPhone14用です。ご注意ください)
まとめ
小学生の長男が使用する携帯電話を検討した際のお話を紹介しました。
身近な友人から相談を受けた際にもこちらの内容と同じ話をしています。
結論、日本通信SIMおすすめです!
使用して数ヶ月が経過しましたが、月額300円にも満たない支払いで以下の理想を叶えることができ大満足しています。
・位置情報の把握ができる
・親と子供で連絡がとれる
・親が子供の使用状況を制限できる
・出費は可能な限り安く抑えて節約したい(これ大事!)
また、自宅に使わないスマホが眠っている場合にはそれをお子さんに使用できないか是非ご検討ください。
眠っているスマホが使える場合、別で機種を購入する必要がないのでかかる費用をグッと抑えられて節約になります。
もし眠っているスマホがない場合も、ゲオモバイル、にこすま、ソフマップなど、独自の保証サービスがあり安心して中古スマホを購入できるショップがありますので是非のぞいてみてくださいね。
実は、子供のスマホを機に日本通信SIMを気に入ってしまい、私も近く日本通信SIMに変更しようかなぁと検討しています。実際に日本通信SIMを使用している方にお昼休み時間のネット通信時の画面を見せてもらったところ私は特に気にならないなと感じたからです。
ストレスなく固定費を見直せるのならそんな素晴らしいことはないですよね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました
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